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クリップスタジオで覚えておきたいレイヤーの種類【使い方解説】

クリップスタジオ レイヤーの使い方
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汝、クリップスタジオを使いこなしたければ、レイヤーを極めよ。

…はい、この記事ではクリップスタジオで使えるレイヤーの種類について解説します。

正直、レイヤーの種類を使いこなすことが出来れば、「ほぼクリップスタジオの使い方をマスターしたも同然」の状態になると思っています。

それくらい重要な内容ですので、頭に叩き込んでいきましょう。

この記事では、それぞれのレイヤーの種類が実際プロの漫画原稿でどう使われているかも解説していますので、プロを目指す方の参考になるよう、執筆しています。

皆さんの参考になれば幸いです。

目次

クリップスタジオで使えるレイヤーの種類

クリップスタジオには、使えるレイヤーの種類が複数あります。

クリップスタジオの編集画面を開くと、メニューバーに「レイヤー」と書かれた項目があると思います。

ここをクリックすると、「新規レイヤー」という項目があり、新しく作れるレイヤーの種類が出てくるのですが、ここで作れるレイヤーの種類は全部で7つ。

  • ラスターレイヤー
  • ベクターレイヤー
  • グラデーション
  • べた塗り
  • トーン
  • コマ枠フォルダー
  • 3Dレイヤー
クリップスタジオ_レイヤーの使い方_レイヤーの種類

クリップスタジオのレイヤーを新規で設定する方法は大きく分けて2つあります。

  • レイヤーツールから作成する方法
  • メニューバーから選択する方法

レイヤーツールからレイヤーを作る

レイヤーを新規で作成する方法として最も簡単で一般的な方法です。

そもそも、レイヤーの種類によって「描く内容」は分かれます。

ざっくりいうと、

  • イラストの線画…ラスターレイヤーもしくはベクターレイヤー
  • 色塗り…ラスターレイヤー

が基本。

絵を描く上記の2つのレイヤーは、レイヤーツールにあるアイコンをクリックするだけで新規レイヤーを作成することが出来ます。

また、作成したラスターレイヤーは以下の設定変更が出来ることを覚えておきましょう。

  • 「モノクロ・グレー・カラー」の設定変更が出来る
  • 下描き設定のON・OFFが出来る
  • 「乗算・オーバーレイ」などのレイヤー設定変更ができる
  • トーン化・グレースケール化などの設定変更ができる

一方、ベクターレイヤーは乗算などのレイヤー設定・トーン化などの設定変更はできません。

ベクターレイヤーは線がベクター化されたレイヤーですからね。

その代わり、引いた線のアンカーポイントを動かして調節出来たり、消しゴムツールで交わる線を判定して消すという作業が出来るようになります。

メニューバーから選択してレイヤーを作る

この方法でレイヤーを作成すると、上記7つのレイヤーの新規作成が出来ます。

こちらの方法でも「ラスターレイヤー」や「ベクターレイヤー」のメジャーなレイヤーを作成することは出来るのですが、こっちからレイヤーを新規で作成するなら、以下のレイヤーの種類がメインになるかな、と思います。

  • グラデーションレイヤー
  • コマ枠フォルダー

グラデーションレイヤー

グラデーションレイヤーとは、文字通りグラデーションをかけてくれるレイヤーのことです。

グラデーションをかけたい部分に選択範囲をかけた状態でこのレイヤーを新規作成すると、選択範囲を取った部分にマスクをかけてくれた状態で、設定しているカラーピッカーのグラデーションカラーでレイヤーを設定してくれます。

昨今のデジタル漫画はふんだんにグラデーションが使用されている原稿が多く、このレイヤー機能を知っていると作業効率が全く違ってきます。

控えめに言って超便利です。

一度グラデーションレイヤーを作成してしまうと、グラデーションをかけたかった部分にマスクを自動的にかけてくれるため、「後からグラデーションの色味を変更したい」という場面で非常に役立ちます。

コマ枠フォルダ

コマ枠フォルダは、文字通り漫画のコマ枠を作成してくれるフォルダを自動的に作成してくれます。

原稿が真っ白の状態でこのコマ枠フォルダを新規設定すると、元となるコマ枠が設定されました。

もっと!これ知ってると作業効率UP!クリップスタジオを使いこなすレイヤー機能種類

  • 使って便利な参照レイヤー機能
  • レイヤーの合成モードを覚える
  • ここがスゴイよ!クリップスタジオのレイヤーは後から設定変更が出来る
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