買切り(購入)型電子書籍サービスで便利なところはどこか?を真剣に考えた話。
電子書籍のサイトと一口に言っても、サブスク型の電子書籍サイトと、買切り型の電子書籍サイトと様々です。
毎月一定の金額を出しながら、特に読む本を決めず、目についた書籍を好きにダウンロードして読むのを好む方はサブスク型電子書籍サービスがおススメです。が、サブスク型は課金を辞めてしまうと読めていた本が読めなくなる、というデメリットがあります。
ちなみに、サブスク型の電子書籍サービスについてまとめたのはコチラの記事です。気になる方はどうぞ。

そうじゃないんだ、この本はずっと手元に置いておきたいんだという方。「どうしてもこの本が読みたい」と読む本が決まっていて、ピンポイントで読みたい本を電子で購入するには買切り型の電子書籍サービスが良いです。
この記事では、そんなピンポイントで読みたい本だけを読むならどこの電子書籍が良いか。買切り型の電子書籍サイトを登録するならどこがおススメか。以上の2点について詳しく紹介しています。
買切り(購入)型電子書籍サービス比較6選!

それでは、さっそく買切型の電子書籍サービスを比較していきます。
買切り(購入)型電子書籍サイト選びのコツ
電子書籍サイトを選ぶ際に考慮すべき重要なポイントとはなんでしょうか?
私が考えるポイントは7つ!
- コンテンツが充実しているか(蔵書数が多いか)
- 価格が適切か
- 会員特典はあるかどうか
- 利用可能なフォーマットであるか・利用しやすいか(アプリが使いやすいか)
- レビューや評価を確認できる&豊富か
- 地域制限があるか
- 返金について応じてくれるかどうか
電子書籍サイト選び①コンテンツが充実しているか
サイトが提供している電子書籍の種類やジャンル、著者の幅広さを確認しましょう。お好みのジャンルや著者の本が充実しているかを確認します。

上で比較している電子書籍サイトの蔵書数別に比較してみました。
比較すると、圧倒的にコンテンツが充実しているのはKindleだと分かります。
また、電子書籍サイトの比較でよく比較されるサービスですが、提供している本は割とコミックが多めで一般書や技術書系は乏しいサイトも多くあります。自分がどのジャンルの本を電子書籍で読みたいのか、タイプがしっかりしている人はそのジャンルが充実している電子書籍サイトを選びましょう。
電子書籍サイト選び②価格が適正かどうか
電子書籍の価格が他のサイトと比較してどの程度かを確認します。特にセールや割引があるかどうかも考慮すべきです。
電子書籍サイト選び③会員特典はあるかどうか
買切り方の電子書籍サイトの選び方の記事ですが、電子書籍のサイトによってはサブスクのサービスを同時に提供しており、サブスクリプションサービスや会員特典が提供されている場合があります。その際、その内容や利点を確認しましょう。
例えば、Kindle Unlimitedのようなサービスは月額料金で多くの本を読むことができる場合があります。
場合によってはサブスク型の電子書籍サービスの方がお得なこともあります。
あなたのライフスタイルに合わせた電子書籍体験ができるサービスを選びましょう。
ちなみに、本を買切り出来て、サブスクサービスもある電子書籍サイトでおススメなのはKindleです!
電子書籍サイト選び④利用可能なフォーマットであるか
電子書籍はさまざまなフォーマットで提供されています。お使いのデバイスやアプリでサポートされているフォーマットを確認し、そのサイトが適切なフォーマットを提供しているかを確認します。
それぞれの電子書籍サイトがどのデバイスで提供されているのかは、こちらの記事で表でまとめました。気になる人は是非チェックしてみてください!

電子書籍サイト選び⑤レビューや評価を確認できる&豊富か
ユーザーレビューや評価を調べることで、そのサイトの利用者からのフィードバックを知ることができます。他の人々の経験を参考にすることができます。
電子書籍サイト選び⑥地域制限があるか/海外でも読めるかどうか
一部のサイトは地域制限がかかっている場合があります。また、利用可能な言語も確認しておくと良いでしょう。
特に注意したいのは日本以外の海外で使えるかどうかの確認です!
日本と海外ではセキュリティの問題で、電子書籍サービスの中には日本でしか閲覧の出来ないサービスも存在します。
海外旅行に行く際、暇だから電子書籍を購入して現地で読もうと思ったら読めなかった!という悲劇に合わないために、貴方が利用している電子書籍サイトが海外でも使えるか調べておきましょう。
電子書籍サイト | 海外での利用検証 | 可か不可か |
---|---|---|
Kindle ストア Kindle ストア | 海外でもアクセス可。 元々米国の企業ですからね。 | 可 |
公式HPでは海外不可と記載。 が、閲覧のみは可。(実証済) | 可 | |
![]() | 海外利用に対応してない。 海外で利用しようとすると 購入画面にたどり着けない。 | 不可 |
![]() | 海外でもアクセス可。 | 可 |
海外でもアクセス可。 | 可 | |
海外利用に対応していない。 | 不可 |
電子書籍サイト選び⑦返金について応じてくれるかどうか
購入後に満足できなかった場合の返金ポリシーを確認することも大切です。
ただ、書籍の返金対応については、返金対応を求めるのは基本的に難しいです。
紙の本では、乱丁・印刷の不具合があった際の交換等の受付は対応してくれます。購入した本がつまらなかった・面白くなかったからお金を返せという要求は、基本的に受け付けてはくれません。
実物が存在する紙の本では対応してくれますが、方や電子書籍は実物すら無い状態ですから、その商品性により返金対応を請求するのは厳しいでしょう。
一般的に各電子書籍サイトが返金に対応してくれるのか、表にしてみました。参考にしてください。
電子書籍サイト | 返金に応じてくれるかどうか | 可か不可か |
---|---|---|
Kindle ストア Kindle ストア | 購入後7日以内であり、返金の申請をAmazonの裁量で受け付けてくれる場合可。 | 可 |
基本的に不可。 デバイスの不具合によって閲覧できない場合、個別対応。 | 不可 | |
![]() | 「お客様の都合によるキャンセル・返金は不可」と公式HPに記載。 | 不可 |
![]() | 「購入完了後は購入書籍のキャンセルは出来ません」と公式HPに記載。 | 不可 |
「返品(返金)について 商品の特性上、購入確定後のキャンセル・交換・返品(返金)はお受けできません。」と公式HPに記載。 | 不可 | |
「購入した作品を返品することや別の作品と交換することはできません」と公式HPに記載。 | 不可 |
まとめ
どうでしたか?
これらのポイントを考慮して、自分に合った電子書籍サイトを選ぶことが重要です。自分の読書スタイルや予算に合ったサイトを選ぶことで、より充実した電子書籍体験を得ることができます。
自分にピッタリな電子書籍サイトで、大好きな作品を思う存分楽しんでくださいね!